SKATE BOXでは、インラインスケートの様々なトリック(技)を解説、紹介していきます。
ここでの解説は
管理人が個人的に思ったことを書いておりますので、「こういう考え方や練習方法もあるのか」という気持ちで読んでいただければと思います。
(トリックリストについて)
「スラローム」
左のカテゴリで8つに分けています。
「スラロームをはじめる前に」
「フォワード(前向き)」「バックワード(後ろ向き)」
「2ウィールのフォワード」「2ウィールのバックワード」
「1ウィールのフォワード」「1ウィールのバックワード」
「トリック」
複合技、オリジナルのトリックを紹介していきます。
随時更新を予定しています。
「エア」
左のエアのカテゴリで紹介しています。
(フォワード)
ストレートエア・180・360
(フェイキー)
フェイキーエア・180・360
随時更新を予定しています。
soul grind
グラインドでソール部分を使いスライドするトリックを「ソール系」と呼びます。
そのソール系トリックの基本技「ソウルグラインド」に挑戦してみましょう。
ステップ1
まずはソウルグラインドの形を覚えましょう。
進行方向に対して後ろ足がソール、前足が2番3番のウィール間(グラインドスポットと呼ばれます)で乗ります。
ソウル足の膝は外側に倒し、しっかりソールを掛けるようにします。
頭はグラインド対象物の真上にくるように意識しましょう。
ステップ2
後ろ足、前足の順番で片足ずつ乗ります。
ソウルグラインドの姿勢を出来るだけ長く維持できるように意識してください。
このグラインドを覚えるための練習方法を「ロック」といいます。
ステップ3
今度は両足同時に踏み切ってロックします。
グラインド対象物に着地する際も両足同時になるようにしてください。
この時、ソール足を横から押し当てるのではなく、上から「乗せる」ようにしてください。
押し当ててしまうと安定したグラインドができなくなってしまいます。
上手く乗れると長く姿勢を維持できます。
ステップ2、3と合わせてカーブボックスなどに飛び乗る練習もオススメです。
ステップ4
ロックの成功率が上がってきたらソウルグラインドに挑戦です。
ゆっくりとしたスピードでエントリーします。
スケーティング→グラインドへの移行に慣れるためですので、本当にゆっくりとした速度で行いましょう。
ロックの練習も併せて何度も繰り返し続けることで安定するポジションを身体が覚えてきます。
慣れてきたら徐々に速度を上げてエントリーできるようにしていきましょう。
Acid slide
ステップ1
まずは姿勢を覚えましょう。
左側が進行方向になります。
後ろ足(スライドさせる足)は土踏まずを外側に向けます。
この時、両膝を出来るだけ付けるように意識してください。
ステップ2
ステップ1の姿勢で真っ直ぐ進めるように練習します。
スライド足に加重をすると止まってしまいますので、 なるべく加重しないようにしましょう。
膝同士を付けることで、適度に力を抜くことが出来ます。
ステップ3
パイロン内で止まってしまうことが多いと思いますので、進むための漕ぐ練習方法を紹介します。
バックワンフットは通常フリーレッグ(浮かせた方の足)は進行方向にむけますが、これを逆方向に向けてバックワンフットをします。
この時、膝を屈伸させて進むことをしっかり意識してください。
屈伸をすることで漕ぐことが出来るようになります。
スライドは荷重をすることで止まる動作です。
このトリックは、その止まる動作(スライド)と進む動作(漕ぐ)を同時に行うという変形なトリックで加重のバランスが非常に難しいです。
スピードも必要になりますので、焦らずじっくりと練習をしてみてください。
Cold time(コールドタイム)
ステップ1
その場で上半身と下半身を逆方向に捻る動作を覚えましょう。
この「捻り」で動きを止めることが出来るようになります。
ステップ2
軽いスケーティングをしてからステップ1の動作を出来るようにしましょう。
この時、先行足(動画では右足)はインエッジで荷重するようにしてください。
ステップ3
大きく蛇行してから止まります。
はじめは両足着いた状態で止まります。
慣れてきたら先行足だけで止まれるようにしましょう。
先行足荷重のタイミングを覚えてくれば長く停止できるようになります。
タイミングを覚えるため、すべてのステップを通じて動作を「ゆっくり」「大きく」を意識してください。
動画内では戻りで使っていますが、このまま戻らず他の技につなげることも出来ます。
一瞬だけ、または長く、動きの強弱をハッキリと変化させることが出来るので多用な使い方が出来るトリックです。
Deep dwon(ディープダウン)
このトリックは変形Bスピンになります。
まずはパイロン間で回るBスピンを出来るようにしましょう。
軌道はBスピンと同じになります。
ステップ1
しっかりと上半身の勢いを使って回転します。
腕も伸ばし、上半身を先行せるイメージを強くもちましょう。
ステップ2
回転開始と同時に膝を曲げて姿勢を落とします。
この時、左足(右回転の場合は右足)に荷重すると回転しやすくなります。
上半身の勢いで回転数を増やすことが出来ます。
回転前~回転中~回転後と姿勢の高低を意識して回せるようになると見栄えの良いトリックになります。